ブリアレオス

あご〜頭頂部まで27cm

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制作日記

コスプレ

マスク

この作品はワンフェスのコスプレ用に制作したものです。ブリアレオスの身長210pで人間並の頭部というプロポーションに近づけるには、マスクを人が被れるぎりぎりまで小さく作らなくてはなりませんでした。イメージスケッチも兼ねて、粘土で原寸エスキースを作り、途中いったん型どりしてFRPに置き換え、かぶってみてサイズを調整していきました。削り出しの製法でひとつひとつパーツを作り、粘土と取り替えていきましたが、左右対称に作って配置するのが大変でした。最後に各部位が本編と同じ方式で可動するようにちょうつがいをしこんで完成しました。量産品といっても完成体ひとつ作るのに4日かかります。目の周辺が人間がかぶれる形状ではないので、かなりのデフォルメを覚悟していましたが、思ったより形が犠牲にならずに、本編に忠実に再現できたのではないかと思います。ワンフェス当日、ブリアレオスの全身姿をはじめて見たのですが、服や腕のパーツまで用意されていて、全体の雰囲気に感激でした。

「アップルシード」の世界

「アップルシード」は「甲殻機動隊」の作者・士郎正宗のデビュー作です。現代から100年後のギリシャを舞台にしており、そこでは人口の8割がアンドロイドという世界です。登場人物の名・キャラクターはアテネ・ニケ・アルテミスといったギリシャ神話の神々になぞらえて設定されています。ブリアレオスは主人公のパートナーで、内臓の一部と脳を残し全身をサイボーク化しています。ヘカトンケイルシステムという多重情報処理機能を搭載し、人間が2本の腕を別々に動かせるように、それが百の腕でも同時に動かすことができます。例えば大型艦艇に接続すれば全体を1人で制御できるのです。これはギリシャ神話おけるブリアレオスがヘカトンケイルという50個の頭・百の手を持つ巨人であることにちなんでいるのです。
漫画の中でブリアレオスは、少しづつマイナーチェンジをしていき4つのバージョンがあるのですが、今回は一番よく知られている3巻のタイプを立体化しました。機会があれば他のバージョンも作ってみたいです。
1巻
2巻
3巻
4巻
制作過程はこちら

塗装サンプル1

「アップルシード・エクスマキナ」の映画試写会イベントでも使っていただき、プロレスラーの坂田氏が被って登場していました。
4巻