高さ 28cm

 はじめて手がけるフィギュアの商品原型、フィギュアといえども人体、小さなマネキンみたいなもので難しかったです。人体構造は誰もが普段から接しているので見る目が鋭く、「この骨格や筋肉が少し違う」とか敏感に気付くのでごまかしがきかないのです。解剖図鑑やボディビル雑誌を参考にし、形に迷ったときは自ら裸でポーズをとって制作しました。最終的には筋肉隆々の友人にポーズをとってもらい全方向から写真を写して資料としました。初めからこうしておけばよかったです。彫刻との違いは自分の表現として制作できる部分がかなり限定されていることではないでしょうか。ポーズ・コスチューム・人物の内面性などは原作に寄っていますし、制作方法も例えば彫刻では形の面処理やヘラの跡をあえて残すことで統一感や力強さを表現したりするのですが、フィギュアでは面をなだらかにしてつるつるに磨きあげなくてはなりません。今回表面をどこまで磨くかというところで認識が甘く、中途半端な状態で型どりしてしまったので仕上げに大変苦労しました。この失敗を次に生かしてもっとスムーズに制作できるようにしたいです。

制作日記

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制作過程
ヒューマンガス