キャラクター製作は、一見簡単そうで、実は奥深いジャンルです。
形はシンプルなものが多いですが、その分良いものにするためには動きや重心、可愛らしさなど抽象的な部分が重要になってくるからです。
単にイラストが立体になったというだけでなく、躍動感や流れの美しさなどを表現できればと思っています。
- 造形物制作会社「リンクス」
- キャラクター造形
Characterキャラクター造形
ポーズや細部がはっきり決まっていないようなデザインでも、模型を製作するなどこちらからも提案し、魅力ある立体像にすることができます。
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100ミリの粘土模型を製作
お客さんと意見交換しイメージを固めていきます。11mのスチロール原型
2キャラクター製作の流れ (大きなもの、このモデルは3.5m) -
クライアントの原画
詳細な部分まで決まっていればありがたいですが、イラスト、ラフスケッチでも構いません。1エスキース(模型)の製作
原画をもとに模型を製作し、立体になった時どのような雰囲気になるかをシュミレーションします。
ここで大きな形や方向性はクライアントに承認をもらいます。23Dスキャン
模型をスキャンしてデータ化します。ここでデータにしておけばサイズが2mでも3.5mでも機械造形が可能になります。3機械掘削
4パーツ組み上げ、掘削跡の研磨
大きくなると視点が変わるので、印象が違ってくることがあります。ここでもう一度形を見直し、クライアントと一緒に調整します。5塗装
どのようにグラデーションを入れるか、シャドウやエージングをどこまで施すかは難しいです。6ベースプレートの有無
キャラクターは、本体だけでの自立が難しいでので、FRPの台座やベースプレートが必要になってきます。
台座やプレートがある方が高級感が出ます、キャラクターの世界感を出すためにも、価格は上がりますが台座をおすすめしています。内部補強金物の有無
キャラクターのデザインによって、極度に首や手足が細かったり、アイテムや装飾品を持っていたりしてして内部に補強金物が必要なものもあります。金物が追加されると価格はかなり上がりますので、コストダウンのため、こだわりがないのであれば金物がなくてもよいデザインに変更を促したりもします。