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Wood擬木

本物の木にそっくりなFRP造形物です。木の造形は、モデルとなる樹の表面がどうなっているかによります。
製作方法はいろいろありますが、最終的には自然の木のように仕上げます。
擬木の一環でFRP茅葺き屋根、竹も製作しています。

樹皮がはっきりしている樹の場合

本物の樹の型を利用して作っていく方法

弊社には本物の木からとった型がいくつかあります。この型からFRP成型して、枝を付け替えたり、根を造形したりする方法が、一番低コストで製作できます。

スチロールで原型を造形して、樹皮のみをコピーする方法

樹皮は、一から造形することもできますが手間がかかりコスト高になりますので、弊社が提案するのは、スチロール原型に本物の型からFRP成型した樹皮パーツを貼り付けていくものです。基本的にどんな形のものでも樹にできます。
ただ樹皮パーツを貼ればリアルな樹になるわけではなく、貼る前の形や貼り方にもにこだわりを持って造形しなくてはなりません。

樹皮がはっきりしていない樹の場合

樫のように樹皮がはっきりしていない樹は、一から造形する方法で行います。様々な材料を使ってテクスチャーを表現していきます。

板の造形

板の造形は主に樹脂を塗って行います。実際の木のように小さい凸凹があります。
木目にも、柾目と板目、2種類の模様があり板目は平面にしか造形できません。

FRP茅葺き

本物の茅葺き屋根は、現代では施工業者が少なくなり、完全な吹き替えは2000万円、部分的補修でも500万円など、価格が高くなっています。
FRP茅葺きの長所は、価格が安いこと、防水性が高いことです。短所は、本来の茅葺の通気性などがないことです。
使い方としては、トイレや物置など本来は茅葺きを考えていないものに低コストで施工できることです。あとは、居酒屋や商業施設など、フェイクでも茅葺きの外見が必要な場合などでしょうか。型を保有しておりますので、下画像のデザインなら原型から製作するよりは早くできます。

擬竹

本物の竹を型どりしたものを、樹脂製品に置き換えたものです。素材は設置環境に合わせて提案いたします。屋外ならFRP・エポキシ・ASA樹脂、屋内ならウレタン、ABS樹脂といった具合です。
一番コストが安いのは、ABS・ASAの既製品のエコ竹にリアルな塗装をすることです。